「厳しかった」宮里藍は風に翻弄され失速の45位 GDO 7月14日(月)4時30分配信
最終日は1つもバーディを奪えず「83」。厳しい現実に唇を噛んだ宮里藍
自身11度目の「全英リコー女子オープン」は、通算12オーバーの45位タイ。これまでの3日間と違い、強風の吹いた最終日のロイヤルバークデールで、宮里藍は7ボギー2ダブルボギーの「83」と、バーディを1つも奪えずに失速した。

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大会前の水曜日、この日と同じような風が吹いたが、それ以外は穏やかな日が続いていた。「この風に対するイメージが薄かった。スタート前、もっとキャディと風に対する警戒心や、ターゲットに打っていく決断力について話をしておけばよかった」と、反省が口をついた。

ショットでは「思っている以上にドローが強かった」と、左ラフや左のバンカーに捕まることが多く、「球を止めることも難しかった」と攻略に苦心。「グリーン上はストロークうんぬんの問題じゃなく、今の調子がモロに出たと思う」と36パットを献上し、ホールアウト後は父・優氏とすぐにストロークのチェックを行った。

4日間72ホールを共に歩いて戦った父・優氏がしたためた短歌が、今週を総括していると言えるだろう。

「夢追いて 娘を横にラフを行く 細くも険し 全英の道」宮里優

今週はメジャーの舞台で、4戦ぶりに予選を突破して上位争いにも顔を出した。「思ったようなプレーが出来るようになってきているし、踏ん張らなきゃいけないところで踏ん張れると、スコアはついてくる。もうちょっとっていう感じ」。イギリスの地で掴んだきっかけを、アメリカへとつなげたい。(英国サウスポート/今岡涼太)


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