<次世代プロデューサーに聞く3>10年後のテレビはどうなっている? まんたんウェブ 7月11日(金)12時0分配信
テレビの未来を語り合った次世代プロデューサー。左から「ダウンタウンDX」(読売テレビ)の勝田恒次さん、「リアル脱出ゲームTV」(TBS)の中島啓介さん、「ジョージ・ポットマンの平成史」(テレビ東京)の高橋弘樹さん
「笑っていいとも!」(フジテレビ)や「さんまのスーパーからくりTV」(TBS)など名物バラエティー番組が終わりを迎える中、各局の実力派プロデューサーがテレビの未来を語り合うイベント「テレビマンオールスター戦」が13日午後1時から、早稲田大学大隈記念講堂で開かれる。イベントを前に、「ダウンタウンDX」(読売テレビ)の勝田恒次さん、「ジョージ・ポットマンの平成史」(テレビ東京)の高橋弘樹さん、「リアル脱出ゲームTV」(TBS)の中島啓介さんの、次世代のテレビを担う3人のプロデューサーに「テレビの未来」を聞いた。第3回は、「テレビの未来」について思いを語った。
【写真特集】テレビの未来を語り合った次世代プロデューサー
−−テレビの未来がテーマなのでお聞きしますが、みなさんは今後どこへ向かっていこうと思っていますか。
高橋 プロデューサーとして目指すところと、ディレクターとして目指すところは違いますけど、プロデューサーとしては、ゴールデンでみなさんが見てもらえるような番組を作ることです。優等生的ですけど。ただ、僕はプロデューサーの仕事がそんなに好きでないので。カメラを持って、新しいところに出かけていって、新しい面白いことが生まれてきたらそれを追っかけて、知らないことを発見して、きれいに撮るというのが好きなので。それを10年、20年続けられるように続ける場所を自分で確保していきたいなと思います。
−−高橋さんの番組って、教養番組風バラエティーの「ジョージ・ポットマンの平成史」とか、タクシーに同乗する「家、ついて行ってイイですか?」とか、渋いアイデアのものが多いですね。
高橋 根が暗めなので、「わっはっはっはっ」とか飲み会に来るギャルが見るような番組でないかもしれない。家で悶々としている人が見る番組を作るのが好きかもしれない。じわじわ、みたいな。
−−ドラマ「文豪の食彩」も渋めですが、テレビ東京でいうと「孤独のグルメ」、食べ物系ドラマが当たっていますが、意識していますか。
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