2年ぶりVの石川遼 悩める「全英」出場のチャンス GDO 7月6日(日)18時26分配信
通算11勝目を挙げた石川には、全英出場のチャンスが転がり込む可能性もあるが…
北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブで行われた「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」で、石川遼が2シーズンぶりの国内ツアー優勝を飾った。6アンダーの3位から出ると最終18番(パー5)のバーディフィニッシュで通算10アンダーとし、小田孔明との3ホールにわたるプレーオフを制覇。2週後の海外メジャー「全英オープン」の出場権が巡ってくる可能性が出てきた。

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2012年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となる通算11勝目により、世界ランキングは75位前後に浮上する見通しで、「全英」における補欠選手の上位に繰り上がることが濃厚。しかし石川は、このメジャー今季3戦目の出場権を得たとしても、参戦するかは不透明な状態だ。

石川は6月中旬に一時帰国するにあたり、「全英」への道を一度諦めている。主戦場の米ツアーでは、6月26日(木)に行われた「クイッケンンローンズ・ナショナル」から今週の「ザ・グリーンブライアークラシック」、次週「ジョンディアクラシック」で、それぞれの大会の上位選手に全英の出場権を付与。石川はこの3連戦を欠場し、“断念”と引き換えに、ショットの精度向上を目的とした北海道での集中合宿を敢行している最中のためだ。

優勝会見では「まったく考えていなかった。あえてこの時期にしたので、全英は諦める状態でここに来た。まさかその位置にいるのは予想外。今のホールアウトした段階では決められない」と悩める心境を吐露した。

全英には現段階で、松山英樹、小林正則、小田孔明、岩田寛、塚田好宣、宮里優作、近藤共弘の7選手が日本から出場する予定となっている。(北海道千歳市/桂川洋一)


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