宮里藍 兄も合流してメジャー制覇へ最終調整 ParOn.(パーオン) 6月17日(火)11時15分配信
実戦を終えたばかりの兄・聖志も合流し、メジャー制覇に向けて調整を行った宮里藍 全米女子オープン(2014)(事前情報) 写真・佐々木啓
全米女子オープン(6月19〜22日、米国ノースカロライナ州・パインハースト ナンバー2、6649ヤード、パー70)
宮里 聖志 フォトギャラリー
全米女子オープンで過去3回トップ10入りしている宮里藍は、月曜日から精力的に18ホールを回った。途中、全米オープンに出場した兄・聖志が合流するなど、今年の全米・全米女子オープンを象徴するシーンもあった。
「男子とはグリーンの硬さや速さが違うので、兄にはあまりアドバイスはもらっていません。昨日も練習にきましたが、男子の選手がいたり違和感はあったものの、それも昨日だけ。今日からは女子だけですし、自分のペースでやるだけです」
歴史的な大会だが、大会開催週になればいつもの集中モードに入っている。大会前までに3ラウンドをこなし、この日で4ラウンド目。グリーン周りが短く刈り込まれている部分からは、ウェッジだけでなくユーティリティーを使った。
「このコースは、フェアウエーからでもボギーやダブルボギーが出る可能性はあります。フェアウエーにいってもセーフティではありません。グリーンをこぼしたら状況に応じてウェッジ、ユーティリティーと考えていきたいです。(全米オープンに優勝した)カイマー選手は、飛距離が出て曲がらないアドバンテージを生かしていましたし、あとはパッティングですね。110パットはすごいです。ここはグリーンに乗っても、2メートルに寄れば上出来というところもあります。2メートルをいくつ沈められるかだと思います。まあ、毎年ですけどね」
全米女子オープンといえば、深いラフが毎年のことだが、今年はラフがなく“荒地”になっている。
「ラフがなくても、グリーンの硬さやピン位置によってコースは難しくできるんだなと思いました。このコースはイーブンで回れたらいいですね」
今季、11戦して最高は24位タイと、本調子ではないが、目標のメジャー制覇に余念はない。
文・小高拓
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