変化は?男子開催翌週に同会場で女子大会 宮里藍「気にならない」 GDO 6月17日(火)10時53分配信
全米オープン最終日翌日の午前中からギャラリースタンドの縮小工事が始まった
今季の海外女子メジャー第2戦「全米女子オープン」は19日(木)から4日間、ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で開催される。今年は史上初となる男女同会場での連続開催。前週の「全米オープン」からバトンが渡された。
全米女子オープン フォトギャラリー
マーティン・カイマーの圧勝劇から一夜明けた16日(月)、No.2コースは、束の間の落ち着きを取り戻した。ビッグプレーに総立ちとなったギャラリー用の巨大スタンドはこの日、女子大会では減少するであろう観客数に備え、撤去作業を開始。前週の4分の1の大きさに縮小された。2つあった大会公式のグッズショップのテントも1つは閉鎖。ギャラリーも一週前の月曜日とは違い、まばらだった。
18ホールの総距離は男子の7,562ヤードから6,649ヤードに変更。それぞれのホールで前週よりも前方のティグラウンドが使用されるが、458ヤードの16番は大会史上2番目に長いパー4とタフなホールにとなった。男子選手のショットを容易く弾いたグリーンは、この日の早朝から散水を開始し、前週よりはソフトな状態に仕上げていく。一方、ラフは前週からフェアウェイ並に短く刈り込まれる異色のセッティングとあって変更はない。
日曜日までは同コースでの練習ラウンドができなかったため、翌月曜日から多くの女子選手が開催週のコースチェックを開始した。日本の宮里藍は午前7時から外国人選手と18ホールの練習ラウンドを敢行。前週、予選落ちを喫した兄の宮里聖志が連れ添った。
「全米オープン」の開催までに既に3ラウンドをプレーしていたこともあり、藍自身は落ち着いたもの。男女同会場開催は史上初の試みだが、プレーヤーの1人としては感慨や特別な印象は無いという。「唯一違和感を持ったのは、昨日、みんな(男女両選手が、練習場で)が同じタイミングで練習をしたことくらい」。
4日間の激闘を経た後のコースは、ディボット痕やグリーンの荒れ等も懸念されていたが「ほとんど気にならない。グリーンは硬くなっていた分、ピッチマークも無くてすごくきれい」と、開幕3日前の段階では実に淡々とした様子だった。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)
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