宇多田ヒカル「日本人を嫌いにならないで」発言で物議 RBB TODAY 6月13日(金)19時13分配信
クロアチア対ブラジル戦 (c) Getty Images
 シンガーソングライターの宇多田ヒカルが、13日に行われたW杯開幕戦で起きた主審判定をめぐる騒動を受けて「日本人を嫌いにならないで」などとツイート。この発言がネット上で物議を呼んでいる。

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 宇多田のツイートは、日本の西村雄一氏が主審を務めたクロアチア対ブラジル戦での出来事を受けたもの。試合後半に西村主審がクロアチアの反則を取ってブラジルにPKを与えたことで、この判定を不服としたクロアチアから非難が相次いだ。

 その試合後、宇多田は英語で「クロアチアの皆さん、日本人を嫌いにならないで」といった内容のツイートを投稿した。

 英語でツイートしたため、海外のファンからも多数のコメントが寄せられたが、「彼らは西村主審を嫌うかもしれないが、国全体を嫌いになるなんてことはないでしょう」といった声や、「大丈夫ですよ、単なるサッカーでの事ですから」と、宇多田が心配するような国同士の問題には発展しないとする声も少なからずあった。また、「なぜ彼らが(日本を嫌いになるの)?」など、そもそも宇多田の発言の真意を分かりかねるといったコメントもあった。

 日本のネット上では、この宇多田の発言に対し、「誤審と日本の国民は関係ねぇわ」「審判を叩くことはあってもその審判の国を叩くなんてない」などといった批判も見受けられる。また、タレントのフィフィは自身のTwitterで「今朝のW杯初戦の審判判定を受けて『クロアチアの皆さん、日本を嫌いにならないで』ってツイートしてた人がいたけど、スポーツを愛する人は、貴方と違って国籍で括らず、個人として見てるから、その発言は逆に失礼」と批判。さらに「その表現に『日本人がこんなんですいません』みたいな含みがあって気分良くない」と苦言を呈した。

 なお、宇多田もこうした反響を受けてか、その後に再びTwitterで「周りのサッカーファンがみんな誤審だって騒いでたから鵜呑みにして失礼な冗談を書いてしまった 西村さんごめんなさいorz」と謝罪した。


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