キム・ヨナ「金」を支持する米評論家、「スポーツ選手の汗と涙を尊重せよ」とISUを痛烈批判―中国メディア Record China 6月12日(木)13時23分配信
11日、騰訊体育によると、国際スケート連盟がソチ五輪でのキム・ヨナへの採点に関する韓国スケート連盟の訴えを退けた問題が尾を引くなか、米国のフィギュアスケート評論家、ジェシー・ヘルムズ氏がISUを批判した。写真はキム・ヨナ。
2014年6月11日、騰訊体育によると、国際スケート連盟(ISU)がソチ五輪でのキム・ヨナへの採点に関する韓国スケート連盟の訴えを退けた問題が尾を引くなか、米国のフィギュアスケート評論家、ジェシー・ヘルムズ氏はヤフーボイスでISUを批判した。
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ジェシー・ヘルムズ氏は、キム・ヨナのソチ五輪の金メダル奪還を支持する1人である。同氏は2月のソチ五輪フィギュア女子シングルが終わった直後から、ソチ五輪の採点は操作されていたと主張し、ロシアのソトニコワとリプニツカヤについて、「あと5年は厳しい訓練を積まなければ、キム・ヨナや浅田真央のレベルには届かない」としている。一方で、「最大の争点は、誰が金メダルを取るべきかではなく、審判自身の自作自演があまりに無恥であること」と主張している。
韓国スケート連盟がキム・ヨナの採点についてISUに提訴したことについては、「荒唐無稽。泥棒に自分の犯した罪について判決を下させるようなもの。ISUが訴えを棄却したことは驚くべきことではない」としている。また、同氏はISUが「死の道」を進んでいると指摘。「ISUは世界で最も保守的で、政治色の強いスポーツ団体。腐敗の頂点を極めている」とし、自ら規定を変えてまでISU会長の座に居座り続けるオッタビオ・チンクアンタ氏の独裁体制を非難している。
また、ソチ五輪について「チンクアンタ会長とプーチン大統領が話していた内容には、審判の主観によって試合結果が左右される採点方式があったに違いない。その象徴となったのが、ミスをしたソトニコワがキム・ヨナを破る番狂わせを演じた女子シングルだった」と指摘。「資本主義が支配する現在のスポーツ界に、外交力が必要なのは事実だ。しかし重要なのは、スポーツ選手の汗と涙、そしてスポーツそのものを尊重すること。ISUは審判制度や組織改革の時期について考える必要に迫られている」としている。(翻訳・編集/北田)
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