6月11日(ブルームバーグ):任天堂の岩田聡社長は10日、同社の将来についてこれまでで最も明確なメッセージをゲーム愛好家に向けて発信した。同社の据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)U」を見限るのはまだ早い、というものだ。
任天堂はロサンゼルスで開催されているゲーム見本市「E3」でのオンラインのプレゼンテーションで、シューティングゲーム「スプラトゥーン」や「スーパースマッシュブラザーズ」(日本名:大乱闘スマッシュブラザーズ・フォーWii U)など新しいゲームタイトルを発表。任天堂キャラクターフィギュアをWii Uのゲームパッドにかざすことでゲームと連動させることができる「amiibo(アミーボ)」も発表した。
任天堂は主力ゲームソフトの出荷の遅れなどが響いてWii Uの販売てこ入れに苦戦してきた。Wii U向けゲーム「マリオカート8」の販売は5月最終週に世界で120万本を超え、任天堂はホリデーシーズン向けの発売で弾みをつけることを期待している。
米国任天堂のレジー・フィセメ社長はインタビューで「任天堂は発明と再発明、消費者に任天堂マジックを届けることが全てだ」と語り、Wiiの生産停止や値下げの計画はないとした。
フィセメ社長によると、任天堂はWii Uがマイクロソフトの「Xbox One (エックスボックス・ワン)」やソニーの「プレイステーション4(PS4)」に対抗できる存続可能なゲーム機だと、小売業者を納得させようと取り組んでいる。
原題:Nintendo Bolsters Wii U Lineup With Shooter Game, ToyPlatform(抜粋)
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