今月3日に誕生日を迎えた長澤まさみ（27）が、フジテレビ系ドラマ『若者たち2014』（7月9日スタート、毎週水曜　後10：00）に出演することになった。「26歳と27歳の響きって違うんだな、と感じています。27歳という響きは大人ですが、中身は子どもだなと思います。でも、今すごく恵まれた環境でお仕事と向き合えているので、幸せだなと感じています」と充実感をにじませた。

5人兄弟を演じるキャスト

　1966年に同局系で放送された青春ドラマ『若者たち』をベースに描く、妻夫木聡を長男に、瑛太、満島ひかり、柄本佑、野村周平が演じる5人兄妹の物語。この兄妹に関わりのある人物を蒼井優、橋本愛、吉岡秀隆が、そして長澤が演じる。

　今回の役どころについて長澤は「私が演じる屋代多香子は、実家や地元が嫌いで、実家を捨てて夢を追いかけて上京したもののうまくいかず、また地元に戻る、という設定。多香子は“私はこうなりたい”という貪欲さや好奇心がすごくある人だと思います」と説明する。

　石井浩二プロデューサーは「異彩を放つ強烈なキャラクターを演じてもらうことを考えると、どうしても長澤さん以外考えられませんでした。このドラマの世界観を描く上で最後のワンピースがピタッとはまった感じがしてうれしく思います」と期待を寄せている。