長澤まさみ、「若者たち2014」に出演決定!27歳初仕事に心境 シネマトゥデイ 6月6日(金)11時47分配信
長澤まさみ
 女優の長澤まさみが、1966年に放送された人気青春ドラマ「若者たち」をベースにしたフジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」に出演することが明らかになった。今月3日に誕生日を迎えたばかりの長澤にとっては本作が27歳初仕事になるといい、「26歳と27歳の響きって違うんだな、と感じています。27歳という響きは大人ですが、中身は子供だなと思います。でも、今すごく恵まれた環境でお仕事と向き合えているので、幸せだなと感じています」と心境を明かした。

 同作は、1966年のドラマ「若者たち」をベースにした新たな現代版として、「北の国から」の演出で知られる杉田成道が手掛けるヒューマンドラマ。共に暮らす5人の兄弟と、彼らに関わる人々を描いた群像劇であり、現代ならではの若者の悩みや問題に切り込んでいく。妻夫木聡、瑛太、満島ひかり、柄本佑、野村周平が5人兄弟を演じるほか、蒼井優、橋本愛、吉岡秀隆が出演する。

 長澤が演じるのは、5人兄弟、特にある人物と深く関わっていくこととなる屋代多香子。訳あって都会に対する羨望(せんぼう)を捨てて実家に戻ってきたが、そこには兄弟の一人が深く関わっていて……という役回りだ。「多香子は今のままではなく、“わたしはこうなりたい”という貪欲さや好奇心がすごくある人だと思います」という長澤は、演出の杉田について「“リアリズム”というイメージがあります。『北の国から』が大好きなので、この作品に携われてとてもうれしいです」と明かし、出演を喜んだ。

 同作の石井浩二プロデューサーは、すでに個性豊かな面々の出演が決まっていることを踏まえた上で、長澤について「個性ある兄弟たちに、また違った形で影響を与えてしまう重要な役柄。異彩を放つ強烈なキャラクターを演じてもらうことを考えると、どうしても長澤さん以外考えられませんでした。このドラマの世界観を描く上で最後のワンピースがピタッとはまった感じがしてうれしく思います」と説明している。(編集部・福田麗)

フジテレビ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」は7月9日スタート 毎週水曜日午後10時〜10時54分 *初回30分拡大 午後10時〜11時24分


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