元フィギュアスケート選手の安藤美姫、宇宙飛行士の山崎直子が23日、東京・秋葉原のUDX Theaterで行われたブルーレイ&DVD『ゼロ・グラビティ』(発売中 4,094円 発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ)の発売記念イベントを行った。
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第86回アカデミー賞で監督賞を含め最多7部門を受賞した本作は、突発的事故により宇宙の暗闇に放り出された女性飛行士・ライアン(サンドラ・ブロック)の壮絶なサバイバルを描いたスペース・サスペンス・エンターテインメント大作。絶望的な状況下でも希望を持ち続けた女性飛行士を描いたということで、この日はフィギュアスケート選手として輝かしい戦歴を残し、新たな道を切り開こうとしている安藤美姫をゲストに招いてのトークショーが行われた。
「『ゼロ・グラビティ』は宇宙の映画なので、いつもと違う雰囲気にしてみました」と黒のワンピースにストッキング姿で登場した安藤は、アメリカで見たという本作について「すごくリアルで本当に宇宙にいるような作品でした。チームメイトや娘を思う母親としての心で窮地になっても生きようとする姿に共感できました」と絶賛。また、同イベントの途中から2010年に日本人として向井千秋に続き2人目の女性宇宙飛行士となって宇宙に行った山崎直子も登場し、無重力の宇宙で「みんなと宙返りを試しました。安藤さんだったらキレイな回転を見せてくれると思いますよ。宇宙で4回転ジャンプをして欲しいですね」と話すと、安藤は「この映画を見たから、正直怖いという気持ちの方が大きいですね(笑)」としながら「普段は地上から空を見上げるばかりなので、宇宙からも地球の青さだったり雲の出方とかを見てみたいです」と思いを馳せていた。
安藤は、昨年4月に女児を出産し、シングルマザーとして子供の育児に奮闘しながら現役時代を過ごした。「日本の働く女性にとっても凄く勇気づけられる作品。私も頑張ろうと思ったし、多くの仕事をなさっている女性の皆さんにも見て欲しいです」と語り、「私も色んなことがありましたが、自分の生き方には自信があります。娘は新しい視野をくれたと思うし、それによって人の輪ができたので、本当に感謝しています」と幸せそうだった。
戀
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