演歌歌手のジェロが、ブロードウェイミュージカル『BLUES IN THE NIGHT』に初挑戦することが明らかになった。
【その他の写真】新境地に挑む演歌歌手のジェロ
共演の森公美子、湖月わたる、Wキャストの佐藤亜美菜・片山陽加(ともにAKB48)を含め4人のみで繰り広げる異色ミュージカルは、9月30日 東京・天王洲の銀河劇場を皮切りに全国数ヶ所で上演される。
ジェロが演じるのは、プレイボーイだが理想と現実との間で苦悩するブルースシンガー
“MAN”役。9月4日に30歳の誕生日を迎えるジェロは、「30歳になったら今までとは違った新しい挑戦をしてみたいと思っていました。このようなブロードウェイ・ミュージカルのお話を頂けてたいへん光栄だし、とても楽しみです。」と作品にかける意気込みを語った。
1982年に米国演劇界の最高賞トニー賞ベストミュージカル賞にノミネートされた『BLUES IN THE NIGHT』は、その評判と圧倒的な出来栄えでロングランされた傑作。
1930年代後半の米・シカゴにあるさびれた安ホテルに流れ着いた3人の女性と一人の男性サロンシンガーが出会う――といったストーリーで、かつてブルースシンガーとして栄光を極めた黒人女性 LADY(森)、美しくスタイリッシュだが年齢不詳の女 WOMAN(湖月)、エネルギーに満ちた若い娘 GIRL(佐藤・片山)、意中の女は必ず手に入ると思っているプレイボーイ MAN(ジェロ)、4人の男女が熱いドラマに満ちた人生経験を生のバンド演奏に乗せ、時にユーモアたっぷりに、時にパワフルに魂の叫び(ブルース)を歌い上げる。
演出家の吉川徹氏はジェロについて「ジェロが歌う演歌は日本のブルース。ブルースは魂の叫びです。すばらしい歌は国籍や言葉を超えて人の心に響きます。日本ミュージカル界にジェロという新たな才能を迎えられることを心から嬉しく思っています」と賞賛と期待のコメントを寄せている。
戀
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